救急時の対応などで用意できるもの
プロフィール 知的障害 女性 
説     明  緑化部門で市内の公園花壇や街路樹などへ花の植え付けや剪定、除草作業に従事して、15年になるBさん。作業は主に屋外で暑い中、寒い中でも作業があります。Bさんは、細かな作業は時間がかかることもあるのですが、何事にも積極的に仕事に取り組まれています。また作業後の汚れた手袋を洗ったり、ゴミを捨てにいくのも自分の仕事として率先してされています。
 そんなBさんですが、夏場に屋外で作業していた時に手のかゆみを訴えてこられました。みると何かの虫にさされたようで少し赤くなっていました。幸い事務所に近かったため、簡単な消毒をし、ご家族と病院へ行っていただいたため怪我はすぐによくなりました。緑化部門では、作業する箇所が市内約70箇所にあるため移動には車を使っています。屋外にいると応急の対応ができにくいといった課題がでてきました。
支援内容 夏季は猛暑の中で作業することになるため熱中症の対策をすることも併せて必要でした。そのため移動する車輌に救急箱を設置し、救急用品の他に熱中症になる危険性も考慮しアイスノンなども常備するようにしました。また、車輌には救急病院の地図や連絡先を記したメモを置いておくなどして対応するように変更を行いました。また、暑さや寒さに関する認識を持ってもらうように朝礼時にホワイトボードに当日の天候や気温などを書くようにもしました。


考察  事故や怪我なく業務を行うことは大前提ですが、もしあった場合も想定し、できる対応がないか検討していけば、事故や怪我につながる危険性を減らしていけるのではないかと考えます。また、一つの事例から派生して他にも用いることができる支援がないかを探ってみることも必要だと思います。幸い今夏は熱中症になる職員はおらず、無事作業することができました。