ほんの少しの工夫で
プロフィール Aさん 知的障害(自閉症) 10代 男性
Bさん 知的障害 10代 男性
説     明 箕面市立リサイクルセンターで行っている清掃業務では、障害者市民の働く体験の場として実習を受け入れています。その実習生2名の例です。
支援内容 ◇リサイクルセンターでの清掃業務
下の写真のように、ホワイトボードを用いタイムスケジュールを示しています。

上段が午前中に行う場所、下段が午後、赤いマグネットは1Fで緑は2Fを表しています。

◆Aさんの場合
一つ一つの作業はしっかり丁寧に行えるが、持続に課題があり、また見通しの立たないことが苦手でした。
⇒工夫として
@作業時間を細かく(30分毎に)区切り、間に小休憩を挟む。
AAさんが見通しやすいよう、ホワイトボードに示す。

まずは試しに・・・と行った工夫ではあるが、Aさんにとっては非常に効果がありました。
ホワイトボードへ記入することで、理解してもらえ見通しが立ち、1作業時間を30分に区切ったっことで、持続して作業に取り組めました。

◆Bさんの場合
リサイクルセンターでの実習は2回目だったこともあり、作業上の課題は少なかった。しかし、作業のペース配分ができず、午前中にがんばりすぎてしまい、午後の作業はあまり集中して行えませんでした。
⇒@(Aさんと同様)作業時間を細かく区切った・・・ペース配分をしやすくするため。
 A午前中に行う作業箇所を増やし、午後を減らした。

上の写真の上段(ごぜん)にある”だついしつ””おふろば”は、リサイクルセンターでの清掃作業のタイムスケジュールでは午後からですが、午前中に終わらせることで午後の作業量が減り、作業スピードが落ちても、時間内に行えるようになりました。

◎2人への工夫は、非常にシンプルでどんな業務においても取り組めるものですが、その『ほんの少しの工夫』で職場(作業)に適応できました。今回は時間を軸に行いましたが、作業手順の変更やその他、いろいろな場面で取り組めるのではと思います。