Aさんが行ったピアサポート
プロフィール 40代男性 ・知的障害 ・言語障害
説     明 Aさんは事業団に勤務して19年になるベテラン職員、緑化業務に関しては事業団で一番の経験者。自信を持って取り組んでいる。そんなベテランのAさんが行ったピアサポートを紹介します。
事業団では箕面市内に住む障害のある方に対して、「働くこと」を体験できる職場体験実習を常時受け入れています。
今回、実習に参加された方は、市内の授産施設を利用されている知的障害の男性です。
支援内容 実習生は会話でのコミュニケーションが難しい方でした。
よって、作業の方法や指示は、ジェスチャーや手添えで説明をしました。
一度の説明では、なかなか理解してもらえず、同じ動作説明を数回繰り返して作業を一緒に行うという具合でした。
しかし、一旦止まってしまうと、声をかけながら、手添えを行っても、動き出さない状況もありました。
そんな時、Aさんが実習生の隣りで作業をはじめたのです。
Aさんは言語障害があり、言葉を発することが出来ません。だけど、実習生に対して指差しや、手添えをして、横で自分が作業をして見せることで、実習生も同じように手を動かしだしました。

その翌日も、Aさんが実習生に着かず離れずの位置で作業を行いました。作業以外に、休憩場所まで一緒に行くなどのサポートを行いました。言葉の話せないAさんに実習生が不思議と信頼して一緒に作業を行っていました。

(実習を終えて)Aさん自身のこれまでの経験から、言葉ではない自然なサポートが実習生に対して出来ていたのだと思いました。また、Aさんにも「人に教えている」という仕事への自信を感じとることができました。