植付けだけではなく、除草にも「こだわり」をもってもらおう
プロフィール 知的障害 40代 男性
説     明 Cさんには「花の植付け」という特定の作業へのこだわりが強くあり、日常的にも「植付けをしたい」との訴えが頻繁にあります。また、花の植付け作業をしているときは集中力を持って、植付け作業に取り組んでいます。しかし、花の植付け作業は年に四回と少なく、そのCさんの強い思いに応えることが出来ない状況にありました。
支援内容 <こだわりを広げる支援>
  1. Cさんの植付けに対するこだわりを、他の作業にも広げてもらいたいと考えました。
  2. 植付けと除草に関連性をもってもらうという支援を考えました。(理由:実際に植付けをするためには前段階として除草が必要であり、それを理解してもらい、除草にもこだわりを持って取り組んでもらえ、広げることが出来ると考えたため)
  3. しかし、口頭やジェスチャーで説明するもののCさんの理解にはつながりませんでした。
  4. そこで、体験的に理解してもらおうと考えました。
  5. 下の写真の様に除草と植付けを同じ作業時間に連続的に行ってもらい、関連性を体感してもらった。

    @除草作業

    A植付け作業

    B除草作業

    C植付け作業

  6. 本来は除草と植付けの作業を同じ日に行うことはありません。これを意図的に同じ日に行うことで、Cさんは植付けと除草に関連性を持てる様になり、除草にもこだわりを持って取り組んでもらうことが出来るようになりました。
  7. 考察として、大切だと感じたのは、@「こだわりの範囲を広げるためには、今、「こだわり」のあることとの関連を理解してもらおう」、A「口頭やジェスチャーで本人の認識が変わらないときは、体験的に伝えるという手段があるということ」の二つです。