自信と安心感を持って仕事をしてもらうために
プロフィール 知的障害 40代 女性
説     明 喫茶店に勤めるAさんは、別の場所にある喫茶店に異動してきて、新しい職場や今までとは違ったスタッフといった環境の変化からくる不安や緊張による戸惑いがありました。
支援内容 <自信を持って仕事をしてもらうために>
  1. 別の店舗から異動してきたAさんには、今までとは違った環境による、不安や戸惑いがありました。
  2. 不安や戸惑いをなくすために、まずは仕事に自信を持ってもらうことが大切だと考えました。
  3. 自信をもってもらうため、Aさんに任せる役割を感じながら働けることが必要だと考えました。
  4. Aさんだけの役割として、布巾やタオルの洗濯の仕事を担ってもらうことにしました。
  5. しかし、洗濯機に沢山ついているスイッチのボタンを適切な順番で押すことが難しく、このままでは任せることが出来ませんでした。
  6. そこで、下の写真の様にスイッチのボタンに押していく順番通りの番号シールを貼ることで、任せることが出来る様になりました。
    不要なボタンやランプを隠しています。

    押すボタンの順番を示すことと、洗濯に必要のないボタンやランプを隠すことで、洗濯機の操作が可能になりました。具体的には、@をまず押し、Aをスピーディーのランプが点くまで押します。そして最後に、Bのスタートボタンを押すと洗濯が始まります。
  7. Aさんは洗濯に対して役割意識を持つことが出来る様になり、それが自信となり、不安や戸惑いがなくなりました。その結果、安心感をもって働くことが出来る様になりました。
  8. @誰でも異動に際しては不安や戸惑いがありますが、知的障害のあるAさんにとっては、特に大きなものがありました。
    Aその理由としては、既に別の店舗で10数年働いてきた自信があり、そこでの役割がなくなることがあったと思います。
    Bそこで、新たにAさんに役割をもってもらい、自信を取り戻してもらいました。
    C知的障害者にとっても異動はあり得ることですが、通常の場合以上にきめ細かなフォローが必要だと考えます。