電動車いすに乗って喫茶店のホール係
プロフィール 身体・知的障害 20代 男性
説     明 重度障害者が、喫茶店のホール係にチャレンジした事例です
身体障害者授産施設(当時)に通うAさんは、知的障害があり、また筋ジストロフィーの障害のため電動車イスを利用していますが、喫茶店のホール係での実習を希望しました。
支援内容

@Aさんの在籍する施設職員と協力して、まずは、電動車イスの改造を(カップ等が乗るようにテーブルを備え付けたり、後ろに向かって下がる時に安全なようにとバックミラーをつけたりと)行いました。

A実際のAさんの仕事は、まずはお客さんが帰った後の後片付け。スタッフがテーブルから、Aさんの特製テーブルにカップ等を乗せ、洗い場へ運びます。

B喫茶店のある館内での出前も得意で、一度に10人分の出前(コーヒー)でも、お客さんの協力も得て、無事終了。帰りには、きちんと人数分の代金を、テーブルに乗せて戻ってきます。

CAさんのような重度重複障害者には、「働くことは無理」と思い込んでしまいがちですが、物理的な工夫を行ったうえで、一緒に働くスタッフやお客さんの協力が得られれば、仕事は可能になりますし、何よりも、Aさんの「喫茶店で働きたい」という意欲が周囲を動かしたことが大きかったと思います。