紙を半分折りするのが苦手な場合の工夫
プロフィール 知的障害 30代 男性
説     明 半分折りするのが苦手な人が、ちょっとの工夫で可能になった事例です
皆で、A4版のちらしを半分に折る作業をしていたのですが、知的障害のあるA職員は、どうしてもゆがんで折ってしまうのです、そこで・・・
支援内容

@Aさんに「半分に折る」ということを説明しても、なかなか理解ができず、このままでは、別の作業に従事することとするか、後で誰かがやり直しをするかしかありませんでした。

Aそこで、近くにあったダンボール紙で、ちょうど半分に折った大きさの型枠をつくり、それを作業机の端にピタッと留めて、Aさん用の治具(じぐ)を作ってみました。

BAさんには、「紙をこの型枠に入れて、机の端っこで折ると、半分に出来ますよ」と説明し、見本を示したうえ、一緒に手をもってやってみて、その後は、自分で型枠を使って折ってもらいました。

CAさんは、「半分に折る」という意味は理解できませんでしたが、型枠を使うことで「半分に折る」作業が可能になったわけです。

Dこれは、物理的工夫を行えば、知的障害のある人の作業がかなり可能になるということ、しかも、決してお金のかかるものばかりではないということをよく示しています。