仕事を持続して行うための工夫
プロフィール 知的障害 20代 男性
説     明 知的障害のある方の清掃作業での実習事例です。
支援内容

日々の仕事の中で、その仕事に対する姿勢が変わってくる(飽きてきたり、違う仕事のことに関心が出てくるなど)ことがあります。ここで課題となることが「仕事を持続して行うこと」です。その課題に関する工夫として次のことを行いました。

○実習中、Aさんから「実習をしたくない」という旨のコメントがありましたが、次の応対を行い、最後まで実習を行いました。

Aさん「毎日掃除をしていたら、飽きてきますね。家では掃除をしないし、犬の毛の手入れしかしませんね。」
職員:「そうなんですか。でも犬の毛の手入れをしなかったら、困りませんか?毛でいっぱいになりませんか?」
Aさん:「なります。」
職員:「掃除も毎日しないと、ごみでいっぱいになりますよ。」
Aさん:「分かりました。」

Aさんが実習についてどう思っているのかを聞くため、一方的に問うのではなく、Aさんが話していることを熱心に 聞く(傾聴)ことが大切です。傾聴することによって、Aさんが話しやすい環境ができ、自分が言ったこと(事例では、「毎日掃除をしてたら、飽きてきますね」という思い)を思い直すきっかけが生まれます。このことが「仕事を持続して行うこと」につながると思われます。